10月12日(日) アロンソ2連勝 ( 日本グランプリ報告 )

 2008-10-12
WINING RUN

 富士スピードウェイより帰還しました。

 大波乱の2008日本グランプリを征したのはウイニング・ランの写真を見ればお分かりのように、シンガポールGPから2連勝となるフェルナンド・アロンソ。

 おめでとうアロンソ!

 そしてすでに皆さんご存知と思うが、ハミルトンはスタートで出遅れ、直後リカバリーしようとした1コーナーでオーバーラン!
さらにシケイン手前でマッサをオーバーテイクしたのだが、シケイン立ち上がりでスピン!!
( なんと自分のいたKスタンドの目の前だ!!! )
最後尾から追い上げ完走はしたもののポイント獲得はできなかった。

 マッサは8位フィニッシュだったが、レース終了後セバスチャン・ボーデに25秒加算のペナルティが与えられたため、7位に繰り上がった。 その結果2ポイント獲得。

スタート後の混乱に乗じてトップに立ったロベルト・クビカだったが、アロンソの追撃を振り切ることはできず2位。 スタートでハミルトンのオーバーランにつき合わされたものの、その後の追い上げによりライコネンは3位。

 ドライバーズランキングは1位ハミルトン(84ポイント)、2位マッサ(79ポイント)、3位クビカ(72ポイント)、4位ライコネン(68ポイント)
マッサはトップのハミルトンに対し5ポイント差。 12ポイント差のクビカにもチャンピオンの可能性がありえる状況となってきた。
 中国GP、ブラジルGPも見逃せない───それなのに自分はまたも海外に行かなければなりません・・・・・・・orz


 最後に今年の富士スピードウェイの日本GP運営について触れておく。
2連星によってスターリングラード戦あつかいされた富士スピードウェイだが、今年の運営は拍子抜けするくらいスムーズなものだった
 やればできるじゃないかFSW。 今年の運営の1/3でも去年できていればネットであんなに叩かれたり、訴訟沙汰になることもなかっただろうに・・・・・・・・
 ───とはいえ今年の運営は、入場者数を減らしたことによるものであることが大きいように思う。 昨年の悲劇は天候が原因でも、道路の陥没が原因でもなく、あくまで運営の不手際による人災だったと思っている。
 まあ今年の詳しい状況は2008日本GPレポートとして書きたいと思う。

 FSWには今年のスムーズな運営に対し、率直に感謝する。
なにしろ毎年日本GPで会うF1仲間と別れるとき、笑顔でこう言うことができたのだから───
 
  「 来年は鈴鹿で─── 」

10月9日(木) 出撃報告

 2008-10-09
 帰国しました。
11日が雨模様のようですが、10日、12日はまずまずの天気になりそうです。
しかしそれでも分らないのが富士スピードウェイの天気。
皆さん、それなりの装備と覚悟で日本GPに行きましょう。

 2連星は明日の朝、スターリングラードに向かうドイツ兵の覚悟をもってFSWに向かいます。 (←オイ)

 それでは戦友諸君、戦場で会おう。

10月1日(水) ナイトレース in JAPAN

 2008-10-01
 初のナイトレースとなるシンガポールGPは、アロンソが久々に表彰台のトップに立つという波乱もあり、レース、運営ともに成功裡に終わった・・・・・・・・と見てきたようなことを書いていますが、自分は海外出張中でどんなレースだったのか全然知りません。(笑)

 
 次戦はいよいよ日本GPだ。 2連星は異国の空の下で「 さてどうやって日本GPまでに帰国しようか? 」と画策している今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
 「 富士のF1なんてそこまでして観るほどのもんじゃねぇよ。 」という声もあろうかと思いますが、年に一度の日本GPだし、せっかく取ったチケットを無駄にするのはさらに悔しいという貧乏性。 観に行っても後悔するだけかもしれないけど、観れなくても後悔するんだから、どうせだったら観に行って後悔してやる〜〜〜!! 
果たして自分は日本GP時に富士スピードウェイにいることができるでしょうか?

 さて成功裡に終わったシンガポールGPで、バーニー・エクレストンが「 次のナイトレース開催候補は日本 」なんて発言をしたらしい。

バーニー・エクレストン、次のナイトレース開催は日本で
http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51388659.html

 ナイトレースに関する自分の意見は、以前「 4月3日(木) 人種差別とナイトレース 」で書いた。 今回その一部をもう一度書いておく。

 ヨーロッパ圏でのTV放映時間の調整のためにナイトレースを推進する───これってヨーロッパ至上主義で、アジア、オーストラリアに対する差別なんじゃないの? 
 F1が国際イベントであることを謳うのであれば、世界各地どの国でも地元の時間で開催するべきだし、時間差があることを意識しつつTV観戦してこそ国際イベントだと思うのだ。
 日本のF1ファンは、眠い目をこすりつつ深夜のTV中継を観戦し、翌日寝不足で会社や学校に行っているんだぞ! なあみんな。

 わかってるかFIA!?  


 完全にナイトレースを否定するわけではない。 個人的には雨の問題があるので積極的な賛成はできないのだが、新しくF1シリーズに加わるシンガポールのようなサーキットがナイトレースに同意して開催するのであれば別にかまわない。 実際にシンガポールGPに行った人たちの意見を掲示板で見たが、好意的な意見が多かった。
 ネットでシンガポールGPの写真を見ると、シンガポールの夜景はもちろん、ナイトレース用照明に照らされ深い陰影に彩られたF1マシンが非常に美しい。 こういうF1フォトは初めて見た。

 しかし興行者がサーキットにナイトレースを無理強いするのはやめてほしいものだ。
10月では鈴鹿サーキットでも夜はけっこう冷え込むことがある、富士スピードウェイではマジで死人が出そうな気がするぞ・・・・・
 もともと観光地の市街地コースのシンガポールはレース終了後、すぐにサーキット周辺に山ほどある宿泊施設に帰ることができる。 そういう意味ではシャトルバスによるチケット&ライド方式の富士は論外だし、鈴鹿だってむずかしいだろう。

 バーニー、そろそろ引退したらどうだ?


 ところで観光地の市街地コースで、レース終了後すぐにサーキット周辺に山ほどある宿泊施設に帰ることができる────という条件を満たすGPがシンガポール以外にもある。 言わずと知れたモナコだ。 モナコのナイトレースなら観てみたいぞ。

 そういえば、映画「 ミシェル・ヴァイヨン 」が公開されたときに発売された、マンガ「 ミシェル・ヴァイヨン 」にはモナコでF1の24時間耐久レースをやるというとんでもないストーリーがあった。
 ちなみにF1マシンはヴァイヨン社の製作したF1マシンのワンメイク。 夜間走行用にヘッドライト付きだった。 こういうバカ話は大好きだ。 しかしドライバーが一人で24時間走るのはどう考えても無理がアリアリだった・・・・

 「 赤いペガサス 」ではヘッドライトを付けたマクラーレンM23をマリオ・アンドレッティが───、おなじくヘッドライトを付けたたいれるP34をロニー・ピーターソンが運転して深夜の公道を────ってのは脱線しすぎだ・・・・・・・・orz

9月24日(水) 「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」

 2008-09-24
 日本GPまであますところすでに1戦。 今週は───というかすでに明後日からF1史上初のナイトレースとなるシンガポールGPだ。 しかし自分はまたも海外出張のため、リアルタイムで見ることはできそうもない。 シクシク・・・・・・

 代わりという訳ではないが、フィクションのシンガポールGPについて書こうと思う。
小説 「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」 松岡圭祐氏の千里眼シリーズで今年の3月角川文庫から出版されている。
タイトルになっている「 シンガポール・フライヤー 」とは、シンガポールに建設され今年3月1日にオープンした世界最大の観覧車(全高165メートル)のことだ。

 シリーズ主人公の岬美由紀は元航空自衛隊のF15パイロットで現在は臨床心理士としてカウンセラーを行なっている。 彼女は常人とは桁違いに優秀な動体視力、観察力、洞察力をもとに、目の前で起こっている現象や、向き合っている相手の心理状態を一瞬にして見抜くことの能力───千里眼を有している。 ただその能力ゆえにトラブルに巻き込まれ、彼女自身も傷つくことが多い。
 その、彼女が日本GPに出走している日本人F1ドライバーのカウンセラーを依頼されたことから、直接の物語が展開を始める。

 シリーズすべてを読んでいるわけではないので大雑把なくくりになってしまうが、小説全体の印象はかなり荒唐無稽。 雰囲気的には映画の007シリーズを小説にしたような物語と言えばわかるだろうか? もっと言えば良くも悪くもマンガ的だ。
 たとえば、小説の冒頭で浜松航空自衛隊基地に着陸しようとするフランス空軍輸送機がトラブルを起こす。 このトラブル原因を主人公が一瞬にして看破し、自分の運転するランボルギーニ・ガヤルドで輸送機を誘導し無事着陸させるのだが、誘導方法といい、トラブル原因を見抜いた方法といい、「 絶対無理! ありえない! 」と自分は考えてしまった。 (詳しいことはネタバレになるので書かない。)
 そしてシリーズ全体に共通する設定だから書いてもかまわないと思うのだが、主人公は世界支配を行なおうとする組織と戦いを続けている。

 もしこの「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」をはじめとする千里眼シリーズを読んでみようと思う人はこのあたりを理解しておいたほうがいい。 個人的な感想ではあるが小説としてのリアリティに欠けるように思ってしまったからだ。
 別に荒唐無稽だから───というわけではない。 自分はSF小説が好きでよく読む。 荒唐無稽は歓迎する性格である。 ただし荒唐無稽にも理屈は必要だ。 残念ながら「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」の理屈、論理は自分には破綻しすぎているように思えた。
ただし、小説にそこまでのリアリティを要求しないというのであれば、それなりに楽しむことが可能だと思う。 実際、自分はストレスを感じることも無く、サクサクとあっという間に読み終えてしまった。

 それでは小説に登場するF1描写はどうだろうか?
コンサルタントを依頼されたF1チームのドライバーがケガをして日本GPのフリー走行に出走できなくなる。 そこでピンチヒッターとして国際B級ライセンスを有する主人公・岬美由紀がフリー走行に出走、フリー走行3位のタイムを記録する───
 フリー走行で活躍してしまったために、多くのチームからスカウトの目標となってしまう岬美由紀。 その美由紀に対し、国際的な謀略がF1サーカスに関わっているとして、日本政府がF1ドライバーとして潜入捜査を依頼してくる・・・・

 ───この展開はいかがでしょうかF1ファンの皆様? こういう「 いくらなんでも・・・・・ 」な展開が山盛りです。
また、F1のレギュレーション、チーム設定、多くの部分が現実のF1とは異なる。 この辺、意図的にやっているのか、作者がカン違いしているのかよくわからないが、とにかく自分の知っているF1とは少々違うF1だと考えざるをえない。

 今まで「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」のネガティブな面ばかりを書いてきた。 しかし、この小説が単純につまらない小説だと言っているわけではない。 
角川文庫版の千里眼新シリーズは現在全8編(10冊)、千里眼旧シリーズと呼ばれている小学館文庫版は全12編(16冊)が出版されている。 つまりそれだけの読者の支持があったということなのだと思う。 自分は積極的にこのシリーズを読もうとは思わないが、面白いと感じる人たちもいていいし、それを否定する気はない。

 実を言えばかく言う自分も、小説中かなり気に入っている部分がある。 
───雨の日本GPの最中に起こる落雷事故。 前年度の日本GPの失敗にもかかわらず、ろくな対策を立てていなかったため混乱する富士スピードウェイ。 そこで主人公・岬美由紀をはじめとするF1ドライバーの取った行動とは・・・・・
 詳しくは書かないが、この部分はかなり気に入っている。 この部分を読むためだけでも「 千里眼 シンガポール・フライヤー 」は読んでみてもいいかもしれない。 クライマックスはもちろんシンガポールGPだ。

 ・・・・・・・あれ? 日本GPの後にシンガポールGPですか?


               

9月23日(火) 遅ればせながらのベルギーGP (and イタリアGP)

 2008-09-23
 自分が一ヶ月ほど海外出張している間に、バレンシア初開催の12戦・ヨーロッパGP、物議を醸した13戦・ベルギーGP、大波乱の14戦・イタリアGPが終了してしまった。

 ベルギーGP終盤にハミルトンがライコネンに対して行なったオーバーテイクに関しては、当初から審議対象になるのではないかとの観測がファンの間に流れていた。 レース終了後、スチュワードは「 ハミルトンが不当にアドバンテージを得た 」と判断、ペナルティとしてハミルトンのレース結果に25秒を加算した。 その結果、優勝はフェリペ・マッサ、ハミルトンは3位降格になった。
このあたりの経緯については、海外にいてレースを見ていない自分もネット情報で知っていたし、問題のオーバーテイクシーンも即行でアップされた映像をYou Tubeで見ていた。
 だから、この件について自分の意見を日記書こうと思えば書くことができた───というか、かなり書く気になっていた。 しかし最終的に「 レース全体を見ずに、部分的な映像だけを見てあれこれ言うのも危険かもしれん。 」と考えて書くのを控えた。

 結果的にこの判断は正しかったと思う。
一昨日、録画しておいたベルギーGPのビデオを見たのだが、You Tube映像を含むネット情報から判断した自分の考えは、ビデオ観戦後にかなり修正が入ったからだ。
では、どのように修正されたのか?


・ビデオ観戦前
 ハミルトンのシケイン・ショートカットは、その手前でハミルトンがライコネンに並びかけたにもかかわらず、ライコネンがシケイン内側にスペースを残さなかったために発生したように見える。 ハミルトンは接触を避けるため、やむおえずシケインをショートカットするしかなかった。 結果としてライコネンの前に出ることになってしまったが、これについては一旦ライコネンを前に出しているのだから問題ないんじゃないの? 
その直後にライコネンの後ろについてオーバーテイクをしているのは、ちょいと調子が良すぎるけどペナルティを与えるほどのことはない。 むしろハミルトンはうまくやったと思う。


・ビデオ観戦後
 シケイン手前でハミルトンはライコネンに並びかけてはいるが、ライコネンを抜けるほどではなかった。 ハミルトンはショートカットしなくともライコネンの後についてシケインを曲がることが可能だったはずだ。仮に接触を避けるため、やむおえずシケインをショートカットしたのだとしても、ライコネンを前に出した直後に後ろにつきオーバーテイクをするのはやリすぎだ。 25秒加算は適切なペナルティだと思う。 
 ただしスチュワードはもっと迅速に審議結果を発表するべきだった。


 You Tube映像は画面が小さく、荒い。 おまけに問題となるオーバーテイクシーンしかアップされていなかったから前後関係が不明だった。 そういうわけで、ビデオでレース全体を見直した自分の考えは上記のように修正された。
 しかし意見はいろいろあって、ニキ・ラウダやラルフ・シューマッハはハミルトンを擁護する発言をしている。 これは見る人によって違うと思うし、このあたり意見の違いを議論するのもファンの楽しみのひとつだろう。

 ただ、意見を言うのであれば、さまざまなかたちの情報収集を行ない判断した上で言って欲しい。───というのは、今回ネットの情報のみで問題を判断し日記を書こうとした自分自身に対する戒めでもある。

 目の前の情報に踊らされて意見を言ったり、行動するのはF1に限らず危険だ。 特にネットでは。


 最後になったけどイタリアGP優勝おめでとうベッテル。
たとえ雨のおかげであろうとも、誰も文句のつけようのない堂々たるポール・トゥ・フィニッシュだった。
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫
プロフィール

Author:2 連 星
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム